手技とデバイスの両面から-Upward Motion Scissors Technique(UMST)と Bone Enhancing Cover Screw(BECS)
講師:猪子光晴 先生
重篤な垂直的骨欠損、あるいは顎堤の骨幅が狭いような症例では、骨造成術は避けて通れません。その術式において合併症を防ぎ、予知性の高いゴールに近づけるには、一連の外科手技を血液供給の観点から考える事が重要です。その中でも歯肉の厚さを出来るだけ術前の状態のまま維持し、歯肉の薄い所にはチタンメッシュなどの非吸収性のマテリアルに近接しない器具が有効です。
本コースでは、GBR を伴うインプラント処置における一連の外科手技の重要性、そして歯肉の厚さを出来るだけ術前の状態のまま維持し血液供給を確保できるUMST と、歯肉の薄い部位においてチタンメッシュを近接しないBECS について詳しく解説し、実際の手技を学べる実習を行います。 また、チェアタイムを短縮し印象精度の向上に寄与しうる、Encode® インプレッション・システムについても取り上げます。
本セミナーは終了致しました。たくさんのご参加ありがとうございました。
セミナー概要
【習得内容】
・T3 のコンセプトと適用症例
・BECS を併用したGBR
・サージカルプロトコル
・デジタル・インプレッション
【プログラム】
・インプラント手技における血液供給の重要性
・軟組織マネジメントの新提案ーUMST
・GBR を成功させるためのデバイスーBECS
・Encode® インプレッション・システム
【日時】
2021年12月19日(日) 9:00~16:00(受付開始 8:30)
【会場】
浜松町コンベンションホール 大会議室 C
東京都港区浜松町2-3-1 日本生命浜松町クレアタワー 6F
http://www.hmc.conventionhall.jp/access/
【定員】
10名
【受講料】
30,000円(消費税込、模型代・昼食代・サーティフィケートが含まれます)
講師のご紹介
猪子光晴 先生
【所属】 日本歯科大学新潟生命歯学部歯周病学講座 非常勤講師 JIADS ペリオインプラントアドバンス講師 アメリカ歯周病学会(AAP)会員 日本歯周病学 専門医 日本臨床歯周病学会 認定医・指導医、 歯周インプラント指導医 日本インプラント学会 Osseointegration Study Club of Japan JSCT(The JIADS Study Club Tokyo) |