重篤な垂直的骨欠損、あるいは顎堤の骨幅が狭いような症例では、骨造成術は避けて通れません。その術式において合併症を防ぎ、予知性の高いゴールに近づけるには、一連の外科手技を血液供給の観点から考える事が重要です。その中でも歯肉の厚さを出来るだけ術前の状態のまま維持し、歯肉の薄い所にはチタンメッシュなどの非吸収性のマテリアルに近接しない器具が有効です。
本コースでは、GBR を伴うインプラント処置における一連の外科手技の重要性、そして歯肉の厚さを出来るだけ術前の状態のまま維持し血液供給を確保できるUMST と、歯肉の薄い部位においてチタンメッシュを近接しないBECS について詳しく解説し、実際の手技を学べる実習を行います。また、チェアタイムを短縮し印象精度の向上に寄与しうる、Encode® インプレッション・システムについても取り上げます。
本セミナーは終了致しました。たくさんのご参加ありがとうございました。
手技とデバイスの両面から - Upward Motion Scissors Technique (UMST)とBone Enhancing Cover Screw (BECS)
講師:猪子光晴 先生、吉野宏幸 先生
セミナー概要
【日時】
2019年12月15日(日) 10:00~17:00 (受付開始 9:30)
【会場】
ジンマー・バイオメット・デンタル株式会社 東京本社セミナールーム
【受講料】
30,000円(消費税込、昼食代・サーティフィケート代込)
講師のご紹介
猪子光晴 先生
吉野宏幸 先生